2001年3月13日制作 2002年9月12日改定
 
 

ふたみの夕日

(1. 朝の双海を訪ねた編)
 
 
 

2000年の10月、夕日が美しい町といわれている愛媛県の双海町に行きました。

(夕日の写真をすぐに御覧になりたい場合は、こちらへどうぞ。約134KBです)





フェリーで朝早く松山観光港に着いたので、何をするにも時間が早すぎて、
とりあえず双海町ってどんなところか行ってみようと、
松山からJRに乗りました。

双海町には「夕日のミュージアム」という施設がある、という情報を得ていました。
その最寄り駅の、伊予上灘駅で下車しました。
 

駅前のお店のおばさんから、
展望台や、弁当のお店を教わりました。
通りを散歩してらっしゃる方々と、
「おはようございます」とあいさつをかわしながら、
歩きました。
 

駅前の小さな通りを下るとすぐ、海に出ました。
国道に沿って、花がいっぱいに咲いていました。

この海岸一帯は、「ふたみシーサイド公園」になっています。
 

    
 

海を見渡していたら、

写真ではかすかにしか写っていないのですが、
西の水平線の下へと収束していく光の帯が見えました。
朝日のちょうど反対方向です。
はじめて見ました。

 

 


海浜公園の一角に、
「夕日のミュージアム」がありました。
時間が早すぎて、まだ開館していません。
散歩しながら待つことにしました。

 
鯉のえさ「鯉に愛に行こう」を売っているそうです。
 
 

下は、夕日へのメッセージを投稿するポストだそうです。

開館まだかな...と思って、「夕日のミュージアム」のところへ行くと、
「あら、あなたさっき、駅のところであいさつしたね」と、制服を着た御姉さまから言われました。
「夕日のミュージアム」で働いてらっしゃる方だったのです。
ほんのすこし早めだったのですが、ミュージアムに入れてもらえました。

館内には、地元の学校の先生方がお描きになった夕日の絵や、コンクールで募集された夕日の写真が展示され、
夕日の描き方や夕日の歌や夕日が赤く見える説明などの、映像展示もありました。

浜辺を窓越しに眺めながら、ディスクオルゴールの奏でる「夕焼け小焼け」を聴きました。
ほんとうに、心にしみいる音でした。
 

この日は双海は午前中だけで、それから別のところに行ったのですが、
その翌々日、こんどはいよいよ夕方、夕日を見に、双海に来ました。

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制作: さんちろく